聞き手 阿部さんはどうでしょう?
阿部さん 陸上部の者で駅伝の予選会に出場した者がおりましたので、その者とはよく連絡を取り合ったりします。
聞き手 そうですか、みなさん同級の仲間たちと繋がりを持って今現在活動されているということですね。
次に、二高時代の思い出として最も印象深いもの、一番良かった思い出を教えてください。
川合さん 1年生の時に野球部に入って、集合の時の先輩方の姿が印象に残ってますね。
聞き手 どんな姿ですか?
川合さん 多少恐怖じみた雰囲気が印象に残っています。
聞き手 そうですか。阿部さんはどうでしょう?
阿部さん 野球部の係分けがあるんですが、その時にラインを引く係だったんですが、とても先輩がラインを引くのが早かったというのが印象深いです。
聞き手 そうですね、野球部の方はライン引くのが早かった印象は私もあります。田中さんはいかがですか?
田中さん 私も野球中心になってしまいまして、我々が高校3年生の春に神奈川で久しぶりにベスト8まで行ったんですね。その前はベスト32まで行けるかどうかだったんですけど。ベスト8でそこで慶應に負けてしまったんですけど、その時が楽しかったですね、楽しいというか・・・。
聞き手 何かそこに目指してみたいな感じですか?
田中さん そうですね。本当に甲子園も見えるんじゃないかというチームだったので。
聞き手 そうですか。野球部の思い出というとお三方は野球部だったので余計にかもしれませんが、二高OBの方に思い出を伺うと野球部にまつわる話をされる方が多いですね。そういうところで二高の野球部が持つ何か、神秘的なものがあるかもしれませんね。
さて、今度は少し変わった質問ですが、応援団は「想いの継承~法政という誇りを胸に~」を掲げていらっしゃいますね。「想いの継承」ということで、先輩・後輩の仲ということありますが、みなさん二高時代に培った先輩・後輩の仲は続いていますでしょうか?
阿部さん 二高野球部の先輩とはよく学内であった際に挨拶すると、話しかけたりしてくれます。
聞き手 悩み事とか相談されますか?
阿部さん そこまででは・・・(笑)
聞き手 そうですか(笑)川合さんはどうでしょうか?
川合さん そうですね、ご挨拶程度というか、世間話はしますね。
聞き手 田中さんはいかがですか?
田中さん 応援団の先輩や後輩に話せないことを二高の先輩や後輩に話せることってあるじゃないですか。応援団ってちょっと厳しかったりするんで・・・。そういうところで僕が大学1、2年生の頃とかは支えになったというか、そういう時にそういう先輩がいると楽しかったですし、そういう関係でしたね。
聞き手 みなさん二高の先輩・後輩関係を活かして今現在に至っているようですね。
では、田中さん、川合さんは大学4年生、阿部さんは大学3年生ということで、大学卒業・法政からも卒業ということになる訳ですが、今考えて法政二高の3年間というのはどういうものだったと思われますか?