同窓会ニュース
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2011.02.19
去る12月24日、法政二高同窓会の第9代会長を務められた上村眞司氏(13期)が急逝されました。享年72歳でした。同氏は、弁護士として法曹界で活躍され、多数要職を務め、また法政二高同窓会において1999年から2001年まで会長を務められました。「法政法曹会」の立ち上げに尽力され、法曹界における法政OBのネットワークの強化に努められました。
ここに在りし日のお姿を偲びつつご冥福をお祈りいたします。
上村氏のご逝去に際し、上村氏と同期で、同窓会広報委員長として上村会長を支えられた佐伯仁氏から追悼文を頂きました。以下、掲載させていただきます。
上村眞司君を悼む
元広報委員長 佐伯 仁(13期)
今年は上村君から年賀状が来ていない、毎年、欠かさず新年のメッセージを届けてくれていたのに今年はどうした、風邪でもこじらしたのか‥と思っていた矢先、訃報を聞かされた。悲しさよりも驚きが先だった。
思えば二年四組で共に机を並べて学び、もの静かで真摯な勉学ぶりは光っていた。彼は放送部々員として他校部員との交流に奔走‥その奮闘ぶりは今も語りぐさになる程、積極的だったという。大学へ進学後、法曹界への志を貫き、東京弁護士会の要職を歴任し、同時に「法政法曹会」を立ち上げ、後輩達の法曹界での結束を推進した。
その熱いエネルギーは同窓会へも向けられ、超多忙の日々にも拘わらず、会長という重責を引き受けたのも、同窓生が世代を超えてオレンジの絆で結ばれて欲しい‥という一筋の願いがあったからだ。
その証しは「同窓会手帳」の発行だ。卒業生一人一人に“法政魂“を手渡したいという熱い思いは上村君の強い信念のあらわれだ。さらに「同窓会会報」の発刊後にはスタッフへの労いの言葉を必ず掛けてくれた心遣いは忘れ難い。
そして同窓会役員会への出席はいつも定刻通り、頭髪はいつもキチンと七三分け‥つねに胸を張り、前を見据えた姿勢は上村君の人生そのものの如く端正で温もりがあった。
青春時代に巡り会えた恵みに感謝すると共に早過ぎた別れが悔やまれる。合掌。
※本記事は「法政二高OB」29号より転載させていただきました。
2011.01.30
大森實先生叙勲のお祝いと放送OB懇親会の開催
平成23年1月30日横浜ベイシェラトンホテル彩龍に於いて、顧問であった大森實先生が平成22年秋の叙勲において瑞宝中綬章を受賞されましたことと、2年余り開催されなかったOB会を合わせてのお祝いの会を開催致しました。第8期から第22期までの16名が出席し盛大に行われました。会の始めに物故者11名に対し黙祷を行いました。乾杯は第8期平岡幸雄先輩の発声で宴に入りました。大森先生からシーボルト研究の苦労話の披露があり、各OBから近況と自己紹介がありました。
当日出席出来なかった佐藤芳夫先輩から先生への祝電が披露され、短い時間ではありましたが、先生との半世紀ぶりの再会で充実した楽しいひとときを過すことが出来ました。先生との記念撮影を行い、健康で再会出来ることを約し閉会しました。
なお、放送部OB会会長職は9期石井健二先輩から11期永井繁美先輩へバトンタッチし、会計監査に14期小倉行男君が就任しました。
大森 實先生ご略歴
昭和4年10月 |
10月18日ご生誕
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昭和17年4月 |
法政大学第二中学校(旧制)入学
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昭和23年4月 |
東京物理学理化学科(旧制)入学
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昭和24年4月 |
東京理科大学理学部物理学科(新制)へ編入学
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昭和28年3月 |
東京理科大学理学部物理学科卒業
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同年4月 |
法政大学第二高等学校に勤務
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昭和34年4月 |
法政大学大学院人文科学研究科日本史学専攻修士課程入学
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昭和39年4月 |
日本科学史学会委員に選出され昭和41年3月まで編集委員となる
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昭和50年4月 |
財団法人日蘭学会幹事長代理(事務局長)に就任。昭和54年3月まで勤務
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昭和52年4月 |
法政大学教授に任ぜられる。
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同年10月 |
日本科学史学会関東支部長に選任(1年間)
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昭和54年4月 |
法政大学在外研究員として1年間オランダに留学
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昭和55年4月 |
法政大学フォン・シーボルト研究会事務局長に就任
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同年8月 |
同研究会調査団幹事として1ヵ月オランダ、ドイツでシーボルト関係史料を調査
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昭和59年8月 |
デンマークのクムレバックにおける“Conference on Asian Trade Route”に招かれ“Eisch-Boek”in Dutch-Japanese Tradeを発表。内容は報告論文(英文)に掲載された。
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昭和61年10月 |
法政大学主催第11回国際シンポジウム“Ph.Fr.von Sieboldと日本の近代化”の実行委員長を勤める。
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昭和62年7~10月 |
文部省海外学術調査補助金によりオランダのライデン国立植物研究所においてシーボルト収集日本植物おしば標本について調査
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平成20年3月 |
法政大学を停年退職
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同年4月 |
法政大学通信教育学部講師を依嘱され、5年間勤務した。
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(文責:13期 鷹林 孝正)
※本記事は「法政二高OB」29号より転載させていただきました。
2011.01.16
二高OBの民俗学研究家・佐伯さんの講演会
民俗学研究家の佐伯 仁氏(13期)は、昨年に引き続き、鎌倉生涯学習センタ-において「相撲と日本人」~そもそも日本の相撲とは~と題し本年1月16日(日)午前10時から約2時間の講演を行った。
相撲は1,600年前(古墳期)からあり、神話にみる相撲の誕生の話。神事相撲から武術相撲(鎌倉期)、そして興行相撲(江戸期)への変遷。すべての芸能の原点には相撲の様式が取り入れられているという話。そして相撲美学は国技の誇りであり、勝負の取り組みのみに囚われることなく、桟敷席や升席、土俵周り、呼び出しの美声、行事の装束や所作等々への視点を持つことで相撲に幾多の日本文化を見出すことが出来るのではないかという。
講演は会を重ねるごとに盛況となっている模様で当日は満席となったばかりか、地元鎌倉はもとより、遠くは千葉や埼玉からの来場者もあった。また、映像を中心に講演を組み立て、各テ-マの終わり毎に話のまとめを行うなど、内容もさることながら起承転結のあるメリハリの付いた講演会であった。ある受講者は「遠くから来た甲斐があった!」と満面の笑みを浮かべながら感想を洩らしていた。
また、今回はお土産が付いた。財団法人日本相撲協会発刊の冊子「相撲健康体操」、「漫画 大相撲伝」、「大相撲 満喫入門」など相撲普及にいそしむ本来の姿を垣間見た。
次回は4月30日(土)午前10時から同場所で「端午の節句と日本人」と題し、端午の節句の疑問や謎を民俗学の視点から行う予定。
(文責:原 和彦、写真:秦 琢二)
▲ 講演を行う佐伯さん
▲ 佐伯さんの講演会の特徴は豊富な図画を掲載したスライドの存在である。お話をより深い世界に誘ってくれる。
2010.12.11
役員会・常任理事会・文体連OB会が意思共有
去る12月11日(土)午後4時より横浜中華街の酔仙酒家にて、役員会・常任理事会・文体連OB会合同会議が開催された。例年、年末に開催されるこの合同会議は、三組織が同窓会活動を盛り上げていく中での意思を共有する重要な機会となっている。今年度も多数のご出席を得て、合同会議は開催された。
今年度の議題は、(1)昨年度に制定された「文化活動及びスポーツ活動の助成等に関する規程」に関する説明、(2)一新してから1年が経過した同窓会ホームページに関する報告であった。まず、「文化活動及びスポーツ活動の助成等に関する規程」に関する説明であるが、規程制定から1年が経過し、本年度4月から完全施行となったものの依然として届出数が伸びていない現状があり、制度活用の点から文体連OB会にはより一層の制度利用を求める説明がなされた。特に今回は、そうした助成の事例として柔道部OB会より同会が主催となって行なわれている柔道大会である「橙青杯」の説明が、バレーボール部OB会からも同会後援で開催されている「法政二高杯」の説明がそれぞれなされた。
続いて、同窓会ホームページに関する報告がなされ、機能の一新を図ってから1年が経過し、ホームページ機能の更なる充実と、安心で安全に利用者が使えるホームページ環境の実現を目指して日進月歩で取り組みが行なわれている旨が説明された。こうした取り組みの結果、同窓会ホームページは既に20,000アクセスを超えるアクセス数があり、多くの方々に同窓会ホームページをご覧頂いているという現状が報告された。加えて、こうしたこれまでの取り組みを進める一方で、より開かれた同窓会ホームページ実現に向けて、会員各位から広く機能利用を求める意見が発言された。
これら2つの議題において、会議に出席された諸兄は、説明に深くうなずきながら同窓会活動の更なる発展と活発化のためにどの様な取り組みができるのだろうかということを考えられているように見受けられた。2つの議題を通して法政二高同窓会の今後に向けた更なる積極的な活動展開が期待される合同会議であった。
(文責:田所 健太郎)
▲ 合同会議には多数の参加を得られた。法政二高OBの結束力を感じさせる。
▲ 説明中の一コマ。諸兄は一つひとつの説明をうなずきながら聞かれていた。
▲ 懇親会における岡田相談役。法政を取り巻く環境について説明され、会議後の懇親会においても今後の活動を考える重要な場とすることができた。
2010.11.14
法政二高硬式野球部OB、甲子園の舞台に立つ!
▲ マスターズ甲子園の舞台、甲子園球場 元高校球児の夢の実現を目指す、大人の甲子園大会「マスターズ甲子園2010」(第7回)が、11月13日(土)、14日(日)の両日に亘り、阪神甲子園球場で開催され、神奈川県代表(初の単独チーム)として母校硬式野球部OB達が出場。全国制覇から50年の節目の年に花を添え、意地を見せた。
今大会では、各地方予選大会を勝ち抜いた16チーム(最年少18歳、最高齢77歳からなる計702人がベンチ登録)、2日間(一チーム一試合のみ)で8試合が行われた。ちなみに母校硬式野球部OBチーム46名の選手登録だった。13日の開会式では入場行進後、大会参加全選手を代表して村上雅則(20期)が選手宣誓を行い、翌日14日は地元、市立尼崎高校と対戦した。大会規定により試合時間は90分間、先攻も後攻も関係なく時間が来たら試合終了となった。
▲ ブルペンにおける法政二高硬式野球部OBたち そもそもこの大会は勝者を選ぶことに主眼はなく、全国の高校野球OB/OGが、性別、世代、甲子園出場・非出場、元プロ・アマチュア等のキャリアの壁を超え、憧れであり、野球の原点でもあった「甲子園球場」を舞台に日本の「フィールド・オブ・ドリームス」を目指している。以下、「永遠の高校球児たちへ。」から始まる各年の大会ポスターの標語が饒舌にそれを物語っている。
- 第7回(2010年)
- 「人生に甲子園が足りなかった。」
- 「30年前の悔し涙は、30年後の嬉し涙になった。」
- 「忘れ物を探しに、甲子園へ。」
- 第6回(2009年)
- 「野球を、裏切らなかった。野球は裏切らなかった。」
- 第5回(2008年)
- 「いい歳して甲子園、行こう。」
- 第4回(2007年)
- 「試合開始が、少し遅れただけだよな。」▲ ようやくの夢の舞台。OB達は甲子園を愉しんだ。
- 第3回(2006年)
- 「46歳じゃない。高校31年生って呼んでくれ。」
- 第2回(2005年)
- かつて甲子園球場を目指し、涙を呑んだ200万人の元高校球児たちへ
- 「夢、続投。」
- 第1回(2004年)
- 甲子園を目指した200万の元球児へ!!
- 「夢、続投。」
▲ 試合終了後の場面。OB達の顔は甲子園で試合をできた満足感でいっぱいだった。 三塁側カメラマン席から観た試合中のOB達は、現役時代とは比較してはいけない容姿とプレーだった。しかし、その瞳の奥には夢が実現した満足感が宿っていた。
選手の動きと共に漂う高校野球の聖地「甲子園」の芝と土の匂いを嗅いだ。そして、試合中に伊藤功監督(32期)が度々叫んでいた「愉しめ!愉しめっ!甲子園を愉しめよっ!」の言葉が未だに耳から離れない。
来年もまた出場できた暁には、同窓会を挙げての大応援団で再び来てみたい。
(文責:原 和彦、写真:秦 琢二)
2010.11.13
89名の同窓生、母校へ「帰校」
去る11月13日(土)、母校新体育館において第3回ホームカミングデーが開催された。今回で3回目を数えるホームカミングデーはこれまで、同窓生の絆の再認識や、恩師との再会など同窓生に様々な想い出を提供し、同窓生にとっても母校にとっても素晴らしい一日となっている。今年度は15期(昭和33年3月卒業)の方から19期(昭和37年3月卒業)までの方をお迎えして、昨年度開催された第2回ホームカミングデーよりも多い、89名の同窓生が約半世紀ぶりに訪れる母校に「帰校」した。
冒頭、司会で自身も法政二高卒である小池祐二先生(34期)から、「帰校」された先輩方に「おかえりなさい。」と、発言があり、続いて法政二高卒で初の母校出身学校長となった榎本勝己学校長(26期)からも諸先輩方を歓迎する発言があった。これら母校出身で母校に教員として勤め、先輩方が培った法政二高の校風を守り育む後輩からの歓迎の言葉に、同窓生の各位は感ずるところがあったように窺えた。
岡田安弘同窓会相談役(12期)による乾杯の音頭を終えると、久々にあったかつての同級生との歓談が始まった。この15期から19期までの方々は正に「躍進の法政二高」時代の真っ只中で母校を過ごした方々である。教育活動でも当時としては珍しい第二外国語授業の導入や、90分授業の開始、クラブ活動では夏・春高校野球の連覇など輝かしい歴史を刻んでいる。久々の同級生との談笑はそうした「法政二高黄金期」の甦る想い出話や、現在の法政二高への先輩方からの温かい叱咤激励の言葉であった。
さて、会も中盤にさしかかり、当時の教員からかつての教え子達への貴重なお話を頂く場面となった。まず、芥川龍男先生。杖をつきながらではあるが確かなお姿に、御年80歳を超えるとは思えないお元気さを感じた。杖を高く上げ、「やぁ、皆さん。すっかりご無沙汰しました。」と、いうお言葉には一同盛大な拍手で応えた。続く本間雄三先生は、自身のご経験から現在の教員への激励の発言をされ、かつての教え子達に母校への更なる理解を説かれた。最後に、佐藤和男先生であるが、かつての教え子達を前に含蓄深いお話を述べられ、一同深く感じ入り拝聴した。お三方の先生方のお話はいずれも温かく、心に深く染みいるお話であり、恩師の久々のお話に同窓生各位も個々に考えながらお話を拝聴していたように窺えた。
今回のホームカミングデーでは新たな趣向として、「お楽しみ抽選会」が実施された。1等はなんと、金1万円相当の「法政二高校章入り腕時計」で、かつての青年時代のような顔に戻って、嬉々とこれを楽しんだように感じられた。
法政大学応援団を迎えての躍動的なデモンストレーションを経て、法政二高伝統の肩を組んでの校歌斉唱を行った。先輩後輩の垣根なく肩を組んでの校歌斉唱には、毎回のことながら、「法政二高」の旗の下に集う同窓生の結束や、同窓生ばかりでなく、教職員、在校生、在校生の父母など法政二高を取り巻く全ての方々の縁を感じざるを得ないのは私だけだろうか。
かくして、第3回ホームカミングデーを成功裡に終えることとなった。今回で3回目となるホームカミングデーも同窓生各位にとって深い感動と想い出を残した素晴らしい機会となったように感じられた。今後もこうした機会が続けられることを心から願いたい。
(文責:田上 慎一)
▲ 89名の同窓生が約半世紀ぶりに母校へ「帰校」した。同窓生各位はかつての青年時代の顔となり、談笑に花が咲いた。
▲ 高校野球における優勝・準優勝の盾。法政二高硬式野球部全盛の時代であり、甲子園大会の常連校として黄金期を築いていた。
▲ 岡田相談役によって乾杯の音頭がとられると、一同様々な話に花が咲いた。
▲ 趣向をかえて行われた「お楽しみ抽選会」。誰が当たるか分からず、一同嬉々としてこれを楽しんだ。
2010.10.31
同窓会は二高祭新名物を販売
去る10月30日(土)・31日(日)、母校において二高祭が開催された。昨年度、新型インフルエンザのために、例年同時開催である「二中文化祭」が開催されず、加えて二高祭に参加予定だった一部クラスが学級閉鎖となったため、逆境の中での開催であったが、今年度は台風接近のため、一般公開日1日目である30日が午前中をもって終了となるという2年連続で逆境の中の開催となった。しかし、幸いにも2日目の31日には台風は去り、例年なみの盛り上がりを見せた。
台風接近の中での開催という事態ではあったが、二高生は個々の表現力と若い力、そして何よりもこれまでの入念な準備の結果を2日間通じて大いに企画で発揮した。また、二高祭は二高生が主体となって文化祭そのものの運営を行っているが、母校教職員との連携の下に、法政二高の伝統である自治力と団結力でこうした事態に対応し、今年度も例年に劣らない文化活動の場としての二高祭の伝統を改めて内外に示した文化祭となった。今年度の二高祭スローガン「みんなで繋ごうキズナの輪 響け僕らのメッセージ!」は、そうした二高生全体の二高祭における熱意を強く印象づけるものであった。
大人気!法政二高同窓会グッズ
さて、例年法政二高同窓会グッズを販売している同窓会であるが、今年度から新たなグッズが2つ加わった。一つは2010年度同窓会定時総会で初お披露目となった「法政二高同窓会限定マフラータオル」で、HOSEIのロゴと法政二中高校章をあしらったデザインは日常の使用ばかりでなく、法政二高の体育連盟クラブの応援にも用いることができ、登場からすぐに大人気グッズとなった。今回のグッズ販売ではこのマフラータオルを求められる方が多数おられ、中には10枚も求められる方もいた。
もう一つのグッズが今回、初お披露目の「道楽焼き」である。法政二中高校章をあしらったどら焼きで、中身は「つぶあん」、「栗いっぱい」、「うめ抹茶」、「杏あん」の4種類である。グッズ名の由来は、「同窓会の“オヤジ”が、道楽で提供」することからで、民俗学研究家として著名な佐伯仁さん(13期)が命名された。
二高祭初の和菓子販売であったが、その記念グッズとしての性格と、道楽焼き自体の美味しさから二高祭1日目に購入された方がリピーターで改めて求められたり、一度に何個も求められる方がいたりと二高祭2日目午前中に完売を迎え、二高祭の新名物として堂々の人気ぶりであった。
マフラータオル、道楽焼きともに、今後の法政二高同窓会グッズの人気グッズとして、多くの方々に提供できればよいと思う。
(文責:田上 慎一)
2010.09.26
佐伯仁さん(13期)の講演会が開催される
佐伯 仁さん(13期) 去る9月26日(日)、鎌倉生涯学習センター(神奈川県鎌倉市)にて法政二高OBにして著名な民俗学研究家であられる佐伯仁さん(13期)の講演会が開催された。この講演会は「暮らしに息づく民俗学講演会」と題され、今回で第6回を迎えるという。今回のテーマは「紅葉に染まる日本の秋」ということで、「紅葉(もみぢ)」を主題としてそれにまつわる様々な「日本のこころ」を探っていくというものである。
「講演会」というと講師のお話を数時間に亘って、じっーと座って伺い、個人の興味に応じてメモをとるという形式を考えがちであり、ついつい「ちょっと苦手」と思われる方も多いだろう。しかし、佐伯さんの講演会は少し違う。この講演ではスクリーンに投影された様々な図画が講演内容をより興味深い世界へと誘ってくれるのである。スクリーンの図画が佐伯さんの含蓄深く、面白い講演をより華やかに彩ってくれているのである。佐伯さんの温かいお声による講演とスクリーンの様々な図画が相互に効果を為して、聞き手により直接的に日本の秋を考えさせてくれるのである。
▲ スクリーンを用いて講演風景。様々な図画が講演内容を聞き手により分かりやすく伝えてくれる。 さて、講演の内容であるが、今回は先述したように日本の秋を象徴する紅葉を主題としての講演が行われた。佐伯さんのお話は多角的に「紅葉(もみぢ)」を考え、そこから日本の秋を見つめていくというもので、佐伯さんのご研究の深さを感じさせる内容である。古来からの日本人と紅葉との関係性についてはもちろん、紅葉と芸術、紅葉と干菓子、さらには科学の見地からも紅葉の美しさを考えるという、聞けば聞くほどなるほどと言わせられる内容で、はじめはつい肩を張って聞いてしまうが、聞いていくうちのその多角的に描き出されていく紅葉と日本人の縁に引き込まれていく。
私たち日本人の伝統的な遺伝子に深く刻み込まれた四季を感じる“こころ”の存在を、佐伯さんの多角的な視点によって一つひとつをより分かりやすく伝えてくれるのである。
▲ 講演後の質問に対しても、様々な見地から答えて下さる。 講演の中で「紅葉(もみぢ)」の語源について和歌に詠まれた“もんで色を出す、色がもみ出ずる”と解説されていたが、佐伯さんの様々なお話は紅葉の世界、日本の秋をより楽しいものにしてくれた。10月を迎え、秋がより深まり、虫の音もどこか空しさを増させる季節ではあるが、そうした儚さにも日本人の四季を感じる“こころ”がある。ある雑誌の中で、聖徳太子の随の皇帝・煬帝に対する国書の故事をひきながら、「太子の時代へではなく、その誇り高き精神の域へ還れないか。誇りは自覚、国の文化への限りない愛着だ。国粋主義に陥ることなく“日出ずる処”の心を伝えるべきは伝え、学ぶべきは学ぶ謙虚さと自主性こそが、国際社会で生きる基本の姿勢ではないだろうか。」(佐伯仁「還れ、“日出づる処”へ…」『歴史読本』1994年新年号pp.34-35)と、佐伯さん。近年、国際グローバル化が叫ばれている中で、佐伯さんのご指摘はとても重要である。真の「国際人」とは英語、中国語、フランス語…などの語学というツールを使い、日本を伝えられる人物であろう。筆者は、これから社会で歩みを進める者であるが、この大先輩のお言葉は深く心に刻み、今後の日々を励んでいきたい。
尚、佐伯さんの講演は来年1月にまた異なるテーマで開催される予定である。開催の折には、ぜひ参加されることをお薦めしたい。
書籍の紹介
佐伯 仁
『歳時記こころ散歩51-日本の四季、日本人の心映え-』
発行所:出帆新社 出版年:2007年9月
ISBN:978-4-86103-051-2 C0095
定価:2,000円+税
(文責:法政大学文学部学生)
※本記事において表明された意見は筆者のご見解であり、
同窓会事務局ではそのまま掲載させていただきました。
2010.09.18
硬式野球部OB会マスターズクラブ、神奈川県代表になり、甲子園へ
同窓会の皆様には、いつも大変御世話になっています。さて、先般ご案内させていただきました、マスターズ甲子園2010神奈川大会の準決勝、決勝が予定通り9月11日に行われ、我が校OB会チームが見事優勝し、全国大会への出場権を獲得しました。準決勝の桐蔭学園戦は4対1で快勝し、決勝のY校戦は3対3で延長戦に入り、特別延長ルールでもお互いに1点ずつ得点し相譲らず、最後は抽選にて甲子園出場権を競うという事になりました。「甲子園で野球がやりたい」と、いう我々の強い気持ちに、多くの諸先輩方が三浦市の球場まで駆けつけての大声援で後押しが加わり、おかげ様で我々のもとに勝利の女神が微笑んでくれました。応援いただいた皆様、本当にありがとうございました。
そして、いよいよ甲子園大会です。下記日程で全国大会が行われますので、皆様お誘い合わせの上、応援に来ていただけると幸いです。よろしくお願いします。
記
開催日時 |
平成22年11月13日 8:30~ 開会式
平成22年11月14日 10:30~ 対 兵庫県代表戦
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場 所 |
阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)
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ホームページ |
マスターズ甲子園2010ホームページ
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付 記 |
(文責:マスターズクラブ監督 伊藤 功)
※記事冒頭のタイトルならびに付記につきまして
同窓会事務局にて加筆させていただきました。
2010.09.18
同窓会と文体連各OB会の結束を確認
去る9月18日(土)午後3時よりホテル精養軒において平成22年度第1回文体連OB会議が開催された。今年度初の文体連OB会議においては、「文化活動及びスポーツ活動に対する助成等に関する規程」が今年度4月完全施行を迎えたのを受け、いよいよ同窓会内でも本格的にクラブ活動強化に向けた動きが本格化しており、それに伴って文体連各クラブOB会の役割はとても大なるものがあることから主な議題として、同規程を中心に、現役部員をいかに支援するか等が話し合われた。
今年度全面施行となった「文化活動及びスポーツ活動に対する助成等に関する規程」に関する手続き、その他についての説明を経て、実際例として柔道部OB会主催の橙青杯(とうしょうはい)、バレーボール部OB会後援のオレンジカップ(法政二高杯)について各OB会から説明をしていただいたが、いずれのスポーツ強化活動に対する支援実例も参考に資することが多く、今後の各クラブOB会のスポーツ強化活動に対する支援の動きがこうした機会によって、より一層活発になっていくのではないかと感じられる貴重な時間であった。
また議題終了後、硬式野球部OB会マスターズクラブがマスターズ甲子園で、神奈川県代表として甲子園に出場されることが硬式野球部OBの方より資料と共にご発言があり、一同拍手でこれを祝し、OBの更なるご活躍を祈念すると共に、現役部員からも次々とこうした先輩方の素晴らしい活躍に負けない活躍が行われるようスポーツ強化活動への支援を通じて同窓会と各クラブOB会が結束して進んでいこうと両者の結束を確認し、会議は散会となった。
会議後の懇親会でも結束確認
同窓会と各クラブOB会の結束を確認して散会した第1回文体連OB会議の後に行われた懇親会においても、「法政二高OB」という卒業期を超えての結束を確認できることなった。
懇親会では乾杯の音頭を経て歓談が始まったが、懇親会中盤より各OB会の方々によるOB会近況報告が為された。各OB会とも卒業期の枠を超えた「法政二高OB」として先輩後輩関係なく織りなす発言の数々は、ここからも法政二高の底辺に存在する結束力を感じられた。各OB会の方々による近況報告の後、同窓会副理事長である田所健太郎氏(65期)から「65期大同窓会構想」が披露され、一同現在21歳の彼らの結束力を改めて見せつけられると共に、今後の同窓会を担う彼らに頼もしくも感じられた。
懇親会終盤は、恒例の大八木勇夫副会長(19期)のエールによる肩を組んでの校歌斉唱であるが、懇親会出席者で同窓会顧問であられる2期の大屋文彦氏から65期の田所氏にまで至るこの世代を超えた肩を組んでの校歌斉唱は、文体連OB会議で結束を確認しただけに、より一層「法政二高」の旗の下に集う結束が強まったと感じられるものであった。
(文責:神保 修治)
▲ OB会議の風景。会議では質問や発言も多数出された。
▲ 懇親会における品田会長挨拶。
▲ 榎本勝己校長先生による挨拶。母校75周年に向けた学内状況等について言及があった。
▲ 乾杯の音頭をとる空手部OB会長・森幸太氏(19期)。
2010.08.18
37期・米山一朋さん監修の本が出版されました
法政二高OBの方々には、様々な著作を残されている方が多くいらっしゃいますが、私ども法政二高バレーボール部OBの中からもバレーボールに関する素晴らしい本が出版されましたので、紹介させていただきます。
それが米山一朋さん(37期)が監修された『考える力を身につける バレーボール練習メニュー200』です。この本は、レシーブ、トス、スパイクの基本からポジション別、戦術の発展練習までを詳細な説明と分かりやすい図や写真を用いて、すぐにクラブの練習に活用でき、また個人力とチーム力を高められる素晴らしい本です。
米山さんは、1961(昭和36)年に東京で生まれ、1980(昭和55)年に法政二高を卒業後、法政大学に進学。1984(昭和59)年に富士写真フイルム株式会社に入社し、高校、大学、社会人を通してバレーボール界の第一線で活躍されています。1985(昭和60)年と1989(平成元)年のワールドカップ、1988(昭和63)年のソウルオリンピック、1990(平成2)年の世界選手権やワールドリーグなどで名セッターとして、日本のバレーボールにその名を刻んでいます。現役引退後、現在は嘉悦大学教授として後進の育成に励まれると共に、2006(平成18)年からは嘉悦大学女子バレーボール部監督として、同部の選手育成に努められています。
この本の中で「チャレンジしようと思うタフな精神力や決してあきらめない強い気持ちは選手の能力を最大限まで引き上げます。バレーボールというスポーツを通じて教えられることは、他にもたくさんあるはずです。素晴らしい経験を伝えてあげてください。」と、米山さん。輝かしい未来をもつ現役バレーボール選手のみなさんに「素晴らしい経験」を伝えてみませんか?米山さんのバレーボールに対する熱い想いと素晴らしい様々なご経験から培われたこの本をぜひ、ご覧下さい。
書籍の紹介
米山一朋監修 『考える力を身につける バレーボール練習メニュー200』
発行所:株式会社池田書店 出版年:2010年4月
ISBN:978-4-262-16331-4 定価:1,500円+税
(文責:櫻井 忠)
2010.06.05
100名近い会員が新年度への意気込みを共有
去る6月5日(土)、神奈川県川崎市中原区にあるホテル精養軒において2010年度定時総会が開催された。100名近い出席者を得て、法政二高同窓会は2010年度の新たな船出をきりだした。
冒頭、昨年度岡田安弘前会長(12期)より法政二高同窓会会長のバトンを受け継いだ品田秀行会長(24期)が、挨拶の中で同窓会の現況について述べた。2009年度より継続的に活動が続いている同窓会ホームページの制作とスポーツ強化委員会の各種取り組みに加え、榎本勝己法政二中高学校長(26期)との会談の中から方向性が出てきた現在母校で教鞭を執る法政二高卒業生で構成される「同窓会法政二高支部」について言及があった。
議長選出ならびに議事録署名人の選出を経て具体的な議案審議に移り、各種議案の説明を経て出席者からの質疑が行われた。建設的な質疑を経て、いずれの議案も出席者の賛成多数で承認され、これら質疑等によって法政二高同窓会は新年度への意気込みを強く共有した。
以下、審議された議案ならびに説明者を掲げる。
《 議案審議内容 》(括弧内は説明者役職・氏名、敬称略)
第1号議案:平成21年度活動報告(理事長・神保修治)
第2号議案:平成21年度決算報告(会計・森 雅浩)
第3号議案:平成21年度監査報告(監事・臼井眞知男)
第4号議案:平成22年度活動計画案(理事長・神保修治)
第5号議案:平成22年度予算案(会計・森 雅浩)
定時総会後懇親会も盛況
建設的審議が行われた定時総会後は毎年恒例の懇親会が行われた。今年度も多数来賓の方がお忙しい中を法政二高同窓会のために駆けつけ、共に「オール法政」の気概を高めることとなった。
冒頭、昨年度に亡くなられた物故者の方々に対し黙祷が捧げられ、品田同窓会長挨拶を経て、来賓の方々よりご挨拶をいただいた。乾杯の音頭は、旧法政二中会相談役でもあられる小泉一雄氏(1期)が務められ、大先輩の乾杯挨拶に大変な感銘を受けた。
今年度も法政二高同窓会では、法政二高同窓会グッズの提供を行い、例年の腕時計をはじめとする法政二高同窓会でしか手に入らない物が並べられ、多くの方がそれらを求められた。特に今年度話題に上ったのは新登場の「法政二高同窓会限定マフラータオル」で、オレンジ色の下地に法政ブルーでHOSEIのロゴをあしらったこの限定タオルを懇親会出席者はこぞって求められた。
スポーツの応援や、ふとした日常生活に自由に活用できるこのマフラータオルをぜひ、一度求められることをお薦めしたい。お求めの方は同窓会事務局まで(メールはこちらから)
(文責:田上 慎一)
▲ 100名近い正会員の出席を得て2010年度定時総会は開催された。
▲ 議長を務める品田会長と神保理事長(17期)
▲ 懇親会ではおいしい料理に舌鼓を打ちつつ、談笑を楽しんだ。
▲ 乾杯の音頭を務められた小泉氏
2010.04.03
天候と桜に恵まれ大成功!
2010年4月3日、法政二高同窓会を幹事として恒例の法政二高観桜会が開催された。昨年は雨天のために開催できなかっため、今年はその開催に期待が集まった。天候と桜の開花状況が心配されたが、日に日に春らしさを増す暖かさの中で桜はその美しさを満面に出してくれたばかりでなく、天候も晴天となり絶好の「花見日和」となった。
今年の観桜会参加者は30名を超え、ここ数年より多くの方が参加されたので、大変な盛り上がりを見せた。楽しい談笑、おいしい料理、そして交わされる杯・・・。そうした楽しい時間が二ヶ領用水の美しい流れと桜並木の中で過ごされた。
さて、そうした談笑の中で特に盛り上がったのが、大八木勇夫副会長(19期)と櫻井忠副理事長(38期)による「人命救助」の話題である。観桜会の開催冒頭であったか、近所の小さな子どもが誤って後ろから二ヶ領用水に落ちてしまった。一瞬の出来事で誰もが動けなくなっている中で、果敢にも大八木副会長と櫻井副理事長は二ヶ領用水に飛び込み、その子どもを救助したのであった。桜のもとでのとんだハプニングではあったが、お二人の勇ましさと俊敏さに、観桜会参加者一同はただただ賞賛をするばかりであった。法政二高OBの持つそうした正義感を改めて感じさせられたとても有意義な経験となった。
そのような出来事もあって、観桜会での談笑は時が経つのも忘れ続いていった。大いにしゃべり、大いに食べ、大いに飲み楽しい宴はお開きとなった。私は今年初めて観桜会に参加させていただいたが、先輩方の含蓄深いお話や関係諸団体の方々との談笑を通して「法政二高」が有する強き連帯感を改めて感じることができた。こうした素晴らしくまた楽しい会が毎年続けられ、その会を増す毎に意義が更に深まっていくことを願いまた確信しつつ、次年度へとその幹事のバトンを繋げる。
〔事務局短信〕法政二高にも春が訪れました
法政二高観桜会が二ヶ領用水にて開催されましたが、法政二中高校地にも春の代名詞である桜が咲き乱れています。桜の中に浮かび上がる白塔校舎の法政二高でしか見られないその風景は、法政二高の長き歴史と新たな歩みを感じさせます。
4月5日には法政二中高に新たな二高生が入学します。二高の伝統を受け継ぎつつ、幅広い活躍が期待されます。皆さんも法政二高の美しい桜と伝統ある白塔校舎、そしてよき伝統と若き力のある二中高生が織りなすこの時期にしか見られない「春の法政二高」をご覧になりませんか?お気軽にお越しください。また、その折は同窓会事務局にぜひ、お立ち寄り下さい(開室時間:毎週月・水・金 13:00~16:00)。
(文責:田上 慎一)
▲ オレンジの幟が会場の目印。通行の方々も注目されました。
▲ 桜のもとで楽しい談笑が繰り広げられました。
▲ 桜のもとで過ごした時間はあっという間に過ぎてしまいました。
▲ 今年も美しい「春の法政二高」がご覧いただけます。
2010.03.27
増田法大総長も出席
平成22年3月27日、旧制法政二中会の第12回総会が、横浜中華街関帝廟前の「茘香尊(らいしゃんそん)酒家」で、来賓を含め約90人が参加して開催されました。
毎回のことながら、今回も法政二高からは榎本勝己校長、伊東利晴事務長に加えて一昨年刊行した「激動の青春」の作成作業を共にした旧制法政二中史研究会を代表して大庭乾一教諭が出席されました。そして榎本校長からこの日のために作成された「法政二中高についてのご報告」の資料を配布してのお話がありました。
又、同窓会からは品田秀行会長、大八木勇夫副会長、岡田安弘相談役(前会長)が出席され、品田会長から同窓会の活動の現況と共に、皆に親しめる全く新しいホームページを立ち上げたことの説明がありました。
さらに今回の最大の特筆は、法政大学の増田壽男総長がご出席下さったことで、ご挨拶の中ですばらしい卒業生の集まりに感動したという有難いお言葉を頂き胸を熱くしました。
今回の目玉の一つは、戦争体験を後世に伝えたいと第6期の鈴木信男氏がかつて中学時代の思い出を障子紙に画いた絵巻物を編集し直して、「私の戦記」と題しての冊子として参加者に配布したことです。これは、神奈川新聞の取材するところとなり、翌日の朝刊に色刷りで大きく「旧制法政二中OBら冊子発行」の見出しで記事になりました(記事をご覧になりたい方はこちらから(神奈川新聞「カナロコ」にリンクします))。
この日、もう一つの目玉は、本場のロシア民謡です。日ロ文化交流センター理事長である平岡幸雄氏(第8期)の尽力でロシアのオペラ歌手ヴァレンチーナ・パンチェンコさんが、ユーリ・イリンさんのピアノ(キーボード)伴奏で私たちの耳に馴染んだ「カチューシャ」、「トロイカ」などの数々を卓を周って歌いました。身近に生で聴く美しい声量豊かな声に圧倒されつつ、やがて日本語訳や「故郷」を上手な日本語で歌うときには皆の合唱と手拍子となりました(ヴァレンチーナさんとイリンさんの詳細はこちら(日ロ文化交流センターHPにリンクします))。
最後は、浜田俊一氏(第7期)のリードで旧制法政二中校歌を合唱し、次いで大八木副会長のリードで法政大学校歌を全員肩を組んで合唱した後、増田総長と榎本校長にエールを送って散会となりました。
(文責:大屋 文彦、写真:竹内 龍三・池内 一好)
▲ 関帝廟前での記念撮影
▲ 増田総長
▲ 「私の戦記」筆者の鈴木氏(写真右)
▲ 歌うヴァレンチーナさん、後方は平岡氏